ヒロクニックでNIPTを受けることに決めました。本記事ではクリニックで検査を受けてから結果が来るまでの実体験を紹介します。気になるけど、なかなか人には相談をしにくいのがNIPTではないでしょうか。NIPTを受けたいとは思っているけど、どんな感じか不安・・・という方の参考になれば嬉しいです。
目次
ヒロクリニックで受けることを決めた理由
ヒロクニックは無認可の施設です。認可施設の方がカウンセリングなどが手厚いのですが、予約が取りにくかったり、紹介状が必要という点からハードルが高く無認可施設から選ぶことにしました。
そんな中で私がヒロクニックに決めた主な理由です。(クリニック比較のポイントは別記事にてまとめています)
・カウンセラーが在籍
・陽性結果が出た際の互助会制度
・検査結果通知が早い(最短3日)
ヒロクリニック東京で検査の流れ
まずは検査の流れからご紹介します。
事前予約はネットか電話で可能
NIPT検査を受けられるのは妊娠10週0日目以降の妊婦さんです。
自分が何週目かぱっと分からない方がいるかもしれませんが、ヒロクリニックのWEBページでは、予約する際に出産予定日を元に検査可能な日を算出してくれます。そして検査可能な日しか予約できないシステムになっているので、特に迷わず予約可能な日を選べばOKです。これは分かりやすいです。
検査は土曜日に受診しましたが、3日前でも問題なく予約可能でした。時間は10:00~17:40の間で20分刻みで設定されています。各枠1名というわけではなく、数名の枠があるようです。
予約の際は母子手帳とエコー写真のデータをクリニック側に提出する必要があります。また、予約の際に問診表の記入を行う必要もあります。
当日の受付
東京駅から徒歩で5分程度の距離なのでアクセス性は抜群です。受付では名前を告げると、母子手帳とエコー写真を求められるので提出しましょう。呼び出しを受けるまで受付横のイスで待つこととなります。
NIPTの説明と質疑
程なくして名前が呼ばれて個室に通されます。予約制を取っていることもあり殆ど待ち時間はありません。
個室にはタブレットが置かれていて、このタブレットを自分で操作してNIPTの基本的な説明を受けることとなります。タブレットによる説明はパワーポイントと自動音声での説明であり、クリニック側のスタッフは同席しません。
認可を受けている病院だと医師や遺伝カウンセラーから直接説明を受けることになるのでしょうが、大幅なコストカットの跡が見受けられます。そこを分かってて選んでるから文句は全くありませんけどね。タブレットで説明を見終わると、医師による対面での質問の時間を設けてくれます。
我々が受けた際はとても柔和そうな方で、質問をしやすい雰囲気を作ってくれました。質疑回答を何度か行い、こちらが納得すると検査に関する同意書と互助会の入会書に署名します。
互助会とは?
仮に検査で陽性が出た際は羊水検査を確定検査として受ける必要があります。その検査費用をみんなで負担し合おうというのが互助会です。
3,000円のお金は追加でかかってしまいますが、これで万が一の際に羊水検査を受けることになっても20万円まではクリニック側で負担をしてもらうことが可能です。これは安心ですね。
NIPT検査
同意書に記入後は採血です。NIPTの説明を受けた部屋に看護師さんが来て、その場で採血を行います。採血量は10mlです。
会計
採血が終われば部屋から退出し、受付でお会計を済ませて終了です。トータルで来院から30分弱程度で完了するので、検査自体は手軽に受けれるなぁというのが率直な感想です。費用は検査で99,000円、互助会で3,000円で、トータルで102,000円でした。
検査結果通知はメールです。検査は米国に血液を送付した上で行うのでそれなりに時間がかかります。結果が送られてくるまでに最短では3日程度、平均では7日程度かかるそうです。結果が出るまでは大丈夫だろうとは思いつつも、陽性だったら不安を抱えて気持ちで待つことになります。
検査結果
ひょっとしたら3日くらいで結果が来るかなぁと思っていましたが、平均通りきっかり7日後に結果通知メールが来ました。
メールにはアドレスが記載されていて、クリックするとパスワードで保護されたPDFファイルが開きます。解凍パスワードは検査の予約時に通知がされていて、メールには記載が無いのでセキュリティ対策はしっかりと取られています。
メールが来るのを待つ間も不安で胸がはち切れそうになりましたが、結果報告書を開く瞬間はそれ以上の不安で心拍が早くなるのを感じます。結果次第では、妻のお腹の中にいる子を諦める選択肢も出てくるわけですから当然ですよね。
検査結果↓
気になる検査結果は陰性でした!
正直なことを言うと、かなり安心しました。妻と二人でまさに安堵といった形になりました。
今回の検査対象は13番染色体、18番染色体、21番染色体の3つですが、いずれも異常なしとの検査結果です。陰性の的中率は99%以上とのことなので、この3つの染色体については安心して良さそうです。
NIPTを受けて今思うこと
NIPTの中では安かったとはいえ10万円程かけて検査を受けて、陰性結果を得ることができました。これは、妊娠期間中にモヤモヤする気持ちを払拭する上では、意味のあることだったと思います。
ただ、仮に陽性が出たとき、我々夫婦がどういう選択をしたかはわかりません。妊娠前は諦めることも選択肢だと思っていましたが、エコー映像で心臓や腕が動いているわが子を見た今だと、別の選択肢を取ることも十分ありえたと感じています。
どちらの結果が得られるにせよ、産まれるまでの間にモヤモヤするよりは検査を受けて白黒はっきりさせることが有意義だったというのが正直な感想です。
これは夫婦毎に考え方が全く異なると思いますが、同じような考えをお持ちの方はNIPTを受ける選択肢はとても意味があるというのが現在の私の結論です。
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