新型コロナウィルス、妊婦のリスクや妊婦検診への影響とその対策

妊娠~出産までの基礎知識

現在、妊娠11w2d、妊娠3ヶ月目も終わりに近づいてるところです。世の中ではウィルスの感染者が増加の一途を辿り、政府からは緊急事態宣言も発出されました。

新型コロナウィルスの影響がだんだんリアルに感じられてきています。我々も可能な限り家を出ずに人との接触を減らすようにしておりますが、それでも人との接触を皆無にすることができません。

新型コロナウィルスは新型というだけあり、妊婦への影響がまだ分かりきっていないというのが実情のようです。現時点で分かっていることをリサーチし、我々が受けている影響や取っている対策をまとめてみました。

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妊婦と新型コロナウィルス

まずは新型コロナウィルスの妊婦さんへの影響です。ウィルスを貰わないことが1番なのですが、仮に貰ってしまった場合どのような影響が出るのかが、やはり1番気になります。

妊婦は特にかかりやすかったり重篤化しやすいのか

一般論として妊娠中は免疫力が低下します。これに伴い、新型コロナウィルスに限らず感染症にかかりやすい状態になってしまいます。

いかんせん、妊婦さんがコロナにかかったケースが多くないため、確かなデータは無いようですが海外のケースも含めて見ていくと妊婦と非妊婦で重篤度や症状の経過に差は無いとの報告があります。この報告は1つの安心材料になりますね。

母親が感染した際の赤ちゃんへの影響

感染した妊婦の羊水や母乳などからはコロナウィルスは確認されていなく、現状は母子感染の可能性は低いとの見解が一般的です。また、流産や死産、胎児の異常を起こしやすいとの報告も無いそうです。(厚生労働省によると)この点もひとまず安心といったところでしょうか。

2020.4.28追記
新型コロナに感染した妊婦さん北里大学病院無事出産したニュースがありました。4月初旬の出産だそうですが、赤ちゃんに感染は確認されず母子感染がない実績となりました。出産後直ぐに赤ちゃんに会えない寂しさはあったでしょうが、妊婦さんには安心材料ですね。里帰り出産すらも断られる中、対応した北里大学病院には本当に頭が下がります。ありがとうございます。このニュースは妊婦を持つ家族にとって大きな支えです。

参考:NHKニュース

出産後の院内感染の恐怖

母体内での感染が無くても、出産後の赤ちゃんが病院内で感染するリスクは依然として残るので、これは少しでも早い収束を待つしかありません。出産後、少なくとも5日は母親は入院の必要があるのでこの間のリスクがとても気になります。

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我々が受けた影響と今後の心配

現時点で我々が受けた影響はわずかなものですが、今後の6ヶ月強の妊娠期間と出産に向けて心配は尽きません。

妊婦検診に夫の同席がNGに!

私は可能な限り妊婦検診には同席したいと思っているのですが、病院のサイトを確認したところ妊婦検診への家族の同席はNGとなったとのことです。

ほんの2日前から適用になったルールだそうですが、やはり緊急事態宣言を受けてのことでしょう。病院でのクラスター発生が目に見えて増えてきているので仕方が無いですね。前回の検診から約2週間、どこまで成長していたか楽しみにしていましたが病院でのクラスター発生リスクを下げることに繋がるので我慢です。

立会い分娩が可能か?

同じく病院のサイトの通知を見ると、緊急宣言期間中は夫による立会い分娩は中止だそうです。入院中の面会もNGに。これは私自身が立会いたいという気持ちもありますが、それ以上に嫁氏が孤独になるのではないかと不安です。

5月6日以降の政府の方針が気になるところです。出産予定は半年後なので、その頃にはさすがに状況は落ち着いているのではと思いたいのですが。

そもそも妊婦検診に行くべきなのか

仕事や通勤、休日に会う人のコントロールはかなりできています。でもそもそも妊娠検診で病院に行くことは今すべき行動なのでしょうか。当然、お腹の赤ちゃんの様子を見なければいけないのは分かります。

ただ、それ以上に病院に行くこと自体がリスクに感じられる部分もあります。我々は総合病院で妊婦検診を受けているので、産婦人科専門のクリニックに行くよりも高い危険性を感じます。ここは結論の出ない堂々巡りです。病院に1度相談してみるの良いかもしれませんね。

医療崩壊が起こってしまったときの出産は?

ここからは本当に怖い話です。最近の報道では医療崩壊はいつ起こってもおかしくないギリギリの状態だと報じられています。仮に、更なる感染拡大がおき、入院ベッドが足りなくなったタイミングと出産時期が重なってしまったらどうなるのでしょうか。

もうこの点は今の状況では運を天に任せるしかない状況としか言えない気がします。現在、分娩予定の病院では2週間前の時点ではベッドは確保しています、と言ってくれてましたが半年後、それどころか1週間後の状況も分かりません。

東京などの都会からの里帰り出産を断るケースも地方では出てきているようで、この点は今後の流れを中止していきたいと思います。

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我々が実施している対策

いたって普通の対策しかできていません。しかし、それが1番効果的なのかもしれません。

テレワークの徹底

政府からの要請にもあるように人との接触を徹底的に減らすことが最大の対策だと思って実践しています。私は完全テレワークに移行し、全く会社に行かなくなりました。濃厚接触者は嫁氏だけです。

一方、嫁氏はデスクワークではないので出社せざるを得ない状況です。それでも我が家から勤務先までの電車がガラガラで空いていること、勤務先もテレワーカーがそれなりにいるようで必要最低限の人数との接触に抑えられていることがせめてのもの救いです。

ただ、これ以上コロナウィルスが蔓延するようなら出社を避けるような働き方も会社側と相談してもらわないといけないかもしれませんね。

マスク・手洗いの徹底

これも対策の基本です。外に出るときはマスク、外から帰ってきたときは手洗いを徹底しています。妊娠中は免疫力が低下するため、普段よりも一層気をつけています。

しかし、マスクは今でもなかなか買えませんね。政府からの布マスクすらまだ来ていません。近所のドラッグストアでもたまに店頭に並ぶ穴場があったのですが、そこも最近はマスクが並ばなくなりました。

こんな状況での救いの手は親でした。ウチの親、義理の親からそれぞれマスクの配給を受けて5月くらいまでは乗り切れそうです。それまでにコロナが収束もしくは最低でもマスクが簡単に手に入るようになってくれていると良いのですが。。。

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このとき2人が感じたこと

世の中も暗い雰囲気だし、私がかかりそうで怖いし、気分が下がりがち。。。

今は可能な限り家にこもるしかないよね。困った。

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