出生前診断を受けるか悩んだ末に、NIPT受けることに決めた話

妊娠~出産までの実録記録

1年近くに及ぶ不妊治療の末、妊娠判定を受けたのが2月。そして、3月に不妊治療クリニックを卒業し通常の産婦人科に転院もしました。母子手帳も貰い、妊婦定期健診ではエコーで心臓だけでなく腕が動いていることまで確認できて、新しい生命が宿っているのだなぁという実感が日に日に増しています。

そんな中でちょっとデリケートな出生前診断が今回の記事のテーマです。命の選択にも繋がる出生前診断は本記事をご覧の皆さまにとっても賛否があるところだと思います。実際に自分の妻が妊娠という事実を目の前に出生前検査をどう考えたかをまとめてみました。

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出生前診断を受けるかどうか・・・悩む

子どもには健やかに育ってほしい、そう思うのは親が抱く共通の想いです。ただ、障害を持つ可能性が分かった場合、生まれる前のわが子の命を親の意思で諦めて良いのかはとても悩みます。

不妊治療前の気持ち

批判覚悟で正直な気持ちを書きます。不妊治療を始める前は妊娠・出産に対してリアルな感覚が足りなかったこともあり、障害を持つ子供の将来や自分たちの負担を考えるとその命を諦めることも止む無しという考えがありました。

妊娠してからの気持ちの変化

ただ、実際に苦労して不妊治療の末に妊娠にいたり、妻のお腹の中で既に生きている我が子のことを見るとそんな単純に割り切れるものではないと切に感じます。この子はもう生きてきて、この子の命を親である我々の意思で絶って良いものか・・・上手く整理がつきません。

お腹のこの命を諦める決断を下すのは並大抵のことではありません。ただ、仮に障害を持っている場合に、検査を行わずに生まれた後で障害を持っていることを知ったら後悔しないだろうか・・・そんな気持ちも同じくらいの大きさで付きまといます。

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我々の結論

夫婦で何度も話し合いました。その結論は出生前診断を受けるということでした。理由は検査をしようとしまいと傷害の有無は変わらない、ならば検査を受けて現状を知ることで生む覚悟も検査を受けなかった後悔も取り除くことができるだろうと思ったからです。

同じように出生前診断を受ける方のブログを読むと、受ける前には陽性の結果が出た際の結論を決めたから検査を受けたほうが良い、という意見が多いです。ですが、我々は結論を出し切れないこともありますが、敢えて結論を出し切らずに検査を受けることにしました。

ちなみに受ける検査は1番母体への影響が少なく、検査精度の高いNIPT(新型出生前診断)にしました。

同じように診断を受けるか受けないか、悩んでいる方々に一言アドバイス的なものを送るとしたら、夫婦で徹底的に話し合って合意を得ることが大切かなと思います。

この種の命の選択に関わる問いには、100人いて100人が納得できる回答はありません。だからこそ、100人中98人が反対でも夫婦2人でも納得できる回答さえあれば、それが夫婦の取るべき道だと思います。とてもデリケートな問題だからこそ、皆さんも時間をかけてじっくりと話し合ってください。

次回の更新では数種類ある出生前診断の比較を行い、その中からNIPT(新型出生前診断)を受けることに決めた理由をご紹介します。

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この時2人が感じたこと

この問題は悩ましすぎるね。妊娠が分かって幸せなタイミングにするのってのも何か抵抗感あるし。。。

そう思うと、不妊治療時から話をできていたのは良かったと思う。

 

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