NIPTを受ける病院やクリニックの選び方!6つの比較ポイント

妊娠~出産までの基礎知識

前回の記事で出生前診断の比較を行い、私はNIPTを受けることにしました。今回の記事ではNIPTを受けるクリニックの選び方をご紹介したいと思います。

NIPT自体はかなり敷居が下がってきたようで都内で調べても相当数のクリニックで検査を受けることが可能です。その分、どこのクリニックで受けるべきか悩んでしまいます。そこで、今回は私が実践した各クリニックの比較すべきポイント6個と共にクリニックの選び方をご紹介します。

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本記事の対象は無認可クリニック

今回の記事では無認可のクリニックを対象にした比較の基準となります。無認可と聞くと違法な検査のイメージをお持ちになるかもしませんが、当然そんなことはありません。

真っ当な検査を行っているクリニックです。認可施設と無認可施設の違いは別記事にて解説しますが、今回は検査を受けるための条件が緩く、検査を受けやすい無認可クリニックにターゲットを絞った記事です。

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NIPTを受けるクリニックを選ぶ基準は5つ!

まず検査の流れを解説します。クリニックで採血をして、クリニックが血液を検査機関に送り、その検査機関による検査結果をクリニック経由で受け取るというのが一連の流れです。

つまり、検査精度は検査機関次第であり、クリニックの腕が影響するものではありません。このため、クリニックの比較は検査自体の精度ではなく検査精度以外の周辺要素で比較することとなります。

私が考えるNIPTを受ける病院を選ぶ際の基準は6つです。この6つを全て満たすことはクリニックを探すのはなかなか難しいので、自分の中で譲れないポイントを設定して選ぶの基準としてみてください。

カウンセリングを受けることが可能
陽性時のアフターフォロー
検査実績が豊富
結果が出るまでのスピードと通知方法
妊婦ファーストの姿勢
費用

では、1つずつ解説していきます。

カウンセリングを受けることが可能

NIPTを受ける際に最も大切にしたいのがカウンセリングの有無です。

認可を受けてる病院では必ず夫婦同伴で検査の前後に2回の遺伝カウンセリングを受けることが検査を受ける条件の1つになっています。それくらい、NIPTを受ける際はカウンセリングが重要視されています。

大多数の人が陰性になる検査だからこそ、陽性の結果が出たショックは測り知れません。そのまま産むのか、それとも諦めるのかの判断をしなければいけません。それ故にNIPTの仕組みや検査への正しい理解、検査後の結果をどう受け入れるかの考え方を専門家としっかりと話し合うことが重要です。

しっかりとしたカウンセラー(できれば遺伝カウンセラー)によるカウンセリングが可能なクリニックでの受診をオススメします。

陽性時のアフターフォロー

先程のカウンセリングの話とも重複しますが、陽性時のアフターフォローこそがクリニックの真価が問われるところです。その中でもポイントは2つ。

1つ目は重複しますが、陽性時のカウンセリングができるかということ。深刻な状況の中では夫婦だけではなく第三者のプロの観点からの相談ができることが非常に重要です。

2つ目は羊水検査の費用負担です。NIPTはあくまでもスクリーニング検査なので確定検査のためには羊水検査が必要です。羊水検査は10~20万円程度の費用がかかります。この費用負担までが検査費用に含まれているクリニックを選ぶことがオススメです。また、費用負担についても上限がないかや、羊水検査を受けるクリニックに指定が無いかの確認も併せて必要です。

検査実績が豊富

検査実績の豊富さも見逃せないポイントです。実績が豊富であれば豊富なほど、陽性時の対応にも慣れているため信頼ができます。

また、検査実績が分かるということは、病院側が検査実績を開示していることを意味しています。情報をオープンにしていることはクリニックの信頼性にも繋がります。

結果が出るまでのスピードと開示方法

見落としがちなのが検査結果が出るまでのスピードです。検査は送られてきた血液を元に検査機関に送って行います。検査機関が米国にあるケースも多いので1週間以上かかるケースも見受けられます。

実際にNIPTを受けた身として感じるのは検査結果はとにかく早く知りたいの一言に尽きます。本当に不安で一杯になります。そんな不安な時間を少しでも短くできることも比較のポイントになります。

また、検査結果も病院で直接聞くのか、メールで通知されるのかの2パターンがあります。これは、個々の好みによるかと思います。色々と直接聞きたいか、メールで済ませて通院回数を少なくしたいかの考え方で決めるのがオススメです。

妊婦さんファーストの姿勢

これまでにも書いていますが、NIPTにおけるクリニックの基本的な役割って採血して、検査機関に血液を送って、検査機関が出した結果を通知することで非常にシンプルです。

だからこそ、検査以外のカウンセリングだとか陽性時の対応だとか、プライバシーの配慮がれた施設だとか、従事者のホスピタリティといった部分が大切だと思います。こういった点を含めてクリニック全体の意識が妊婦さんファーストの姿勢をとっているかも大切になってきます。

これは定性的で感覚的な評価になってしまいますが、ホームページから自分で感じるものとか、口コミ評価を見て自分がしっくり来るクリニックを選ぶことも重要です。

費用

NIPTは自由診療であるため非常に検査費用は高額となります。なので、費用面の評価も避けては通れません。

費用はクリニックによって結構幅があります。検査対象の染色体種別にもよりますが、安くても10万円、平均では20万円程度と結構な負担にもなることは間違いありません。他の条件との兼ね合いを見ながら可能な限りリーズナブルなところを選ぶようにしたいです。

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NIPTを受けるクリニックの選び方のまとめ

6つの観点で比較する評価基準をご紹介しました。全てを満たすクリニックは無いかもしれませんが、自分の中で重要視したいポイントを選んで優先順位をつけながら自分に1番しっくりくるクリニックを探していただけると幸いです。

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