新型コロナウィルス蔓延により給付されることとなった特別定額給付金。対応が早い自治体では5月1日からオンライン申請が可能となっています。オンライン申請にはマイナンバーカードを持っていることが前提ですが、マイナンバーカードを持っているからと言って安心はできません。
お持ちのマイナンバーカードの署名用電子証明書が有効である必要があります。私はこの電子証明書が失効してることでオンライン手続きに頓挫してしました。何故失効してしまったのでしょうか?同じような状態に悩んでいる方の参考になれば幸いです。
電子証明書が失効となるケース
私の状態をお知らせすると、3年前にマイナンバーカードを取得し昨年引越しに伴いマイナンバーカードの住所変更を行ったばかりです。正直言って手続きをしたばかりなので、電子証明書が失効してるなんてこれっぽっちも思ってはいませんでした。
改め公式サイトを見ると署名用電子証明書が失効するのは下記の4つのケースです。
②住民票の基本4情報(氏名/生年月日/性別/住所の記載を修正した場合
③電子証明書の有効期限が満了した場合
④本人が死亡した場合
気になるのが②です。昨年引越しをした際に住民票を神奈川県某区から東京都某区に移しました。この行為が②にあたるので、電子証明書が失効してしまったようです。
電子証明書の有効化について
住民票の基本4情報の修正に伴い失効してしまった署名用電子証明書の有効化にはどのような対応が必要なのでしょうか。公式サイトを改めて調べてみると、転居先の市町村の窓口で電子証明書の発行申請を行う必要があるとのこと。
コロナウィルス罹患のリスク回避を目的に外出しなくて良いオンライン申請をしたいのに、1度窓口に行かないといけない状況になってしまいました。
電子証明書の失効を役所の窓口は認識してるのか?
ここで大切なポイントがあります。住民票を移すことで電子証明書が失効する事実は理解できました。が、私は転居時にマイナンバーカードを役所に持っていって住所変更も行っています。それにもかかわらず、窓口の対応者は一言も署名用電子証明書の失効のことを連絡してくれません。
おそらく私がマイナンバーカードの住所変更をして欲しいとしかお願いしていないので、電子証明書のことは知ったことではないということになったのでしょう。注意不足の私が悪いってのは承知の上ですが、しかし、それでは文字通りあまりにお役所仕事ではないでしょうか。
Twitter界隈でも調べてみると同じような状況に陥っている方が多数です。
マイナンバーでオンライン申請してみたんだけど、電子署名の付与で115のエラー。
Twitterで原因探したらカード発行後に引っ越ししてたら電子署名失効してるんだって。
住民票変える時にカードに転入記載してくれたよね???記載だけ変えてシステム上変更してないとか誰だよくそシステム作ったやつ。
— クリプ㌧ (@krypton_6v6) May 1, 2020
登録が進んだのに、ラストの電子署名でエラーコード115が!
カード発行後に住所等を変更した場合、署名用電子証明書が自動的に失効するようです。
結局、役所に行くか郵送になりますね。
転入手続きで住所を書き換える際、「再登録」なんて話しは無かったけど?
#マイナポータル #エラーコード115— こねこねこ (@All_of_the_good) May 1, 2020
給付金のオンライン申請最後の最後でエラー115が出た、どうも住所変更によって電子署名が失効してるらしい。
転居の書換えしてるのに電子署名は変えてないってガバガバ過ぎやろ、何の為に転居書換えしたんや。その時やってくれよ…— absolute (@odyssey765) May 1, 2020
コロナ問題で一刻も早く特別定額給付金10万円を受け取りたい人がオンライン申請をしてると思います。
そんな中で、役所の窓口の怠慢(と私は思います)により、転居時に電子証明書を失効した人たちがGW明けに大挙して押し寄せる地獄絵図が目に浮かびます。それこそクラスターを作り出してしまうことになります。これを機にもう少し、住民に寄り添った対応に変わることを期待したいです。
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