タワーマンションの低層階と高層階のメリットのまとめ

マンション購入の基礎知識

住まいの選択肢としてもはや定番となったタワーマンション。大規模マンションならではの豪華な共用施設や便利な立地が魅力です。

そんなタワーマンションで気になるのがどの階層を買うべきかという問題。この記事ではタワマンの低層階のメリットと高層階のメリットをそれぞれまとめています。

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階層と価格の関係

同じ間取りの部屋であれば一般的に階層が高ければ高いほど価格も高くなります。私が購入したマンションでは、同じ間取りの部屋では1階上がる毎に+60万円の費用が上乗せされていました。

たかが1階の違いで60万円の価格差。これを皆さんどう感じますか?実際の物件で確認しましたが、正直なところ、1階分違ったところで眺望に大きな差はありません。この差に60万円の差を出せるかと言うと私は出せないと感じました。

しかし、5階高くなると眺望はかなり変わります。近隣の建物の状況によってはカーテンが不要になり、綺麗な夜景を楽しめるところまで景色に抜け感が出てくることもしばしばです。そうなった場合、5階×60万円=300万円の価値はあると感じるケースも出てきそうです。

価格と階層の関係をざくっと理解いただいたところで、低層と高層のメリットをそれぞれまとめていきます。

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低層階のメリット

階段の利用も苦にならない

その気になれば階段で移動できる、これが1番のメリットだと思います。

実際にタワマンに済んでみて実感していますが、平日の朝や帰宅時間頃のエレベーターは混みます。忘れ物をしたときや寝坊して急いでいる等時間がないときに全然来ないエレベーターを待つことは非常にストレスです。

また、いざエレベーターが来たとしても既に満員なんてこともタワマンあるあるです。そんな時、低層階であれば階段を使うことで問題を解決することができます。

また、低層階の強さを発揮するのは災害時です。日本のどこでも必ずやってくる大地震、最近頻発しているゲリラ豪雨などで停電した際はエレベーターは停止してしまいます。

そんな中で食料品や水を買い物して、自分の部屋まで階段で運ぶことを想像したとき、低層階はメリットが大きいです。マンションは一生の住まいになる可能性がある買い物です。今は大丈夫でも年を取った自分を想像すると低層階に魅力を感じる方も多いと思います。

高層階よりも割安で購入可能

先述の通り、私が購入したマンションでは同じ間取りでも1階違うだけで60万円の価格差がありました。単純計算すると10階違うと600万円も違ってくるわけです。

この費用面での有利さも当然低層階のメリットです。購入価格の差はそのまま税金や管理費の差にも直結していて、影響が大きいです。

購入価格やランニングコストが安くても利用できるタワマンの共用施設は共通です。同じ共用施設を利用できるのであれば、同じ間取りを安く購入できる低層階の部屋はお得感があります。

生活を気にせずに生活できる

限定的なメリットも1つ紹介します。エントランスフロア等の共用施設の直上階であれば、下の階への生活音を気にせずに生活可能です。

タワマンは生活の遮音性は高いですが、構造的に完全に遮音することは不可能です。小さなお子さんがいる家庭は共用施設の直上の部屋はメリットがあり、狙い目の部屋と言えます。

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高層階のメリット

眺望の良さ

何につけても眺望の良さが誰しもがイメージするタワマンの魅力です。都会のタワマンであれば、そこから眺める夜景や遠くに広がる空はやはり魅力です。

景色なんてすぐに慣れて新鮮ではなくなると言った意見もあるかもしれませんが、私は眺望の良い部屋を購入して日々満足しています。済んでみないと実感しにくいですが、たかが眺望・されど眺望と言えます。

この眺望の良さは高層階であればあるほど良くなるはずですが、周辺の建物と関係で抜け感が全く異なる点は注意が必要です。

日当たりと風通しが良好

眺望が良い部屋であればあるほど、日当たりと風通し良好です。

日当たりが良ければ洗濯物も良く乾いて乾燥機を使わなくて良く、冬でもポカポカ暖かく暖房器具を使わなくても良くなりますし、風通しがよければエアコンを利用する期間も短くなるので省エネライフを実現することができます。

騒音が少ない

地面からの距離が離れれば離れるほど道路や電車からの騒音が小さくなります。

最近のタワマンは設備が充実しており外部からの遮音性が高いですが、生活の中で窓を開けるケースもよくあります。騒音を気にせず気軽に窓を開けて生活ができることも高層階のメリットとなります。

周辺からの目線が気にならない

この点も見逃せません。私の購入した部屋は周辺の建物がなく、周りの目線を気にする必要がありません。このため、夜でもカーテンを閉めずに生活可能です。

低層階だと隣接するマンションのベランダと向かい合わせになってしまうケースもあります。普段の生活でいちいち周辺の目線を気にしたり、日中でもカーテンをして生活をしなければいけないのは結構ストレスになるので、こちらも高層階のメリットとなります。

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タワーマンションの低層階と高層階のメリットのまとめ

タワマンの低層階と高層階のメリットをそれぞれまとめました。それぞれで良さがあるので、あとはメリットに対して費用差の価値を感じるかが判断ポイントです。

ちなみに私はマンションの低層階の中の最上階の部屋を購入しました。そこで感じたメリットは別記事でご紹介する予定です。

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